1.堺市にお住まいのN様が、「相続した未登記の不動産をスムーズに売却できた事例」

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堺市における、「未登記物件の問題を解決し、売却」するまでを事例形式で3つご紹介します。
※実際の関係者や物件が特定できないように、複数の事実を改変・翻案してまとめた内容になります。

Souzoku お客様の相談内容

売却物件 概要

※表は左右にスクロールして確認することができます。

所在地 堺市北区 種別 一戸建て
建物面積 86.50m² 土地面積 124.30m²
築年数 39年 成約価格 1,180万円
間取り 4LDK その他
相談にいらしたお客様のプロフィール

お客様は堺市にお住まいの50代のN様です。
お父様が亡くなられたことで、市内にあるご実家を相続することになりました。
N様はすでにご自身のご家族とマンションにお住まいであり、ご実家に移り住む予定はありません。
「空き家にしておくより売却した方が良い」と考え、相続手続きを進めながら売却の準備を始めていましたが、その途中で実家の建っている土地が未登記であることが発覚。
「これは売却できないのでは?」と不安を感じたN様は、売却相談を兼ねて不動産会社に相談することにしました。

Souzoku 解決したいトラブル・課題

課題
相続した実家の土地が未登記だったがどうすれば売却できるのか分からない。

Souzoku 不動産会社の探し方・選び方

N様は「相続や登記など複雑な問題にも対応できる不動産会社」を条件に、堺市内の複数の不動産会社を比較することに決め、問合せた結果、

  • 司法書士などと連携があり相続手続きにおいてサポート可能
  • 相続不動産の売却に強い

上記2点が自身の悩み解消につながりそうと感じたところに相談することに決めました。

Souzoku N様の「トラブル・課題」の解決方法

N様の相続されたご実家の建っている土地は未登記だったそうです。
N様からは「未登記の土地は売却することができないのですか?」と質問がございましたのでお答えしました。

1.未登記の土地

まず、未登記の土地とは法務局に所有者情報などが正式に記録されていない土地のことです。
現在、不動産の登記は義務化されていますが、かつては登記を義務としない時代もあったため、相続を繰り返しているうちに登記がされず、現代に残っているケースが見られます。

土地に限らず、登記されていない不動産は売却することができませんので、まずは登記手続きを行うことが必須です。

売却できない以外にも下記のデメリットが生じます。

・相続でトラブルになりやすい
相続時に「誰が持っている土地か分からない」状態だと相続人が複数人いた場合、遺産分割協議が進まないこともあります。
また、N様のケースのように子や孫の世代に負担が残ります。
・担保にできない(ローンが組めない)
銀行は未登記の土地を担保に取れません。
そのため、住宅ローンや事業資金の融資の際に不利になる可能性が高いです。
・登記義務違反で罰則の対象に(2024年から)
相続や売買などで所有権を取得した場合、取得を知ってから3年以内に登記しないと過料が発生する可能性があります。(最大10万円)

2.「結果」

2.「結果」

N様のケースは、このまま売却はできませんが、きちんと登記手続きを進めれば問題ありません。
相続登記と合わせて、土地の所有権登記を進める流れを案内し、弊社と提携する司法書士が手続きをサポートし無事に登記完了することができました。

その後、正式に売却活動をスタートさせ、約3ヶ月後に購入希望者が現れ、1,180万円で売却が成立。
当初は「登記の問題で売れないのでは」と不安を抱えていたN様でしたが、無事にスムーズな売却が実現しました。

2. 堺市にお住まいのW様が、「未登記物件が売却できた事例」

Souzoku お客様の相談内容

売却物件 概要

※表は左右にスクロールして確認することができます。

所在地 堺市南区 種別 土地
面積 201.47m² 成約価格 1,900万円
間取り その他
相談にいらしたお客様のプロフィール

お客様は堺市にお住まいの50代のW様です。
お父様が亡くなり、市内の土地を相続することになりましたがW様は土地を利用する予定はないため、売却を検討しています。
しかし、売却の手続きを進めていくなかで土地が未登記であることが判明しました。
このままでは売却ができないため、査定依頼と未登記物件の手続きについて、地元の不動産会社に相談することにしました。

Souzoku 解決したいトラブル・課題

課題
相続した土地が未登記だったので登記手続きを済ませて売却したい。

Souzoku 不動産会社の探し方・選び方

W様は堺市内の不動産会社をネットで検索し、下記の2点を重視して相談先を決めることにしました。

  • 複雑な事情を持つ不動産でも取り扱ってくれるか
  • 売却に特化しているか

最終的に、重視した点に加え、LINEからでも問合せが可能といった記載があり、気軽に相談しやすそうと感じたところに相談することにしました。

Souzoku W様の「トラブル・課題」の解決方法

W様の「トラブル・課題」の解決方法

W様は相続した土地が未登記だったことから、未登記物件の手続きについて知りたいとのことでした。

1.未登記物件の手続きの進め方

未登記物件の手続きは以下の通りです。

① 相続人の確定をする
(戸籍謄本・除籍謄本を取得し、法定相続人を確定させる)
② 表題登記を行う
(不動産の現況に調べ、どこにどのような形で存在しているかを示す登記)
③ 固定資産評価証明書を取得する
(登記に必要な書類)
④ 遺産分割協議を行う
(相続人が複数いる場合は財産の分割方法について相続人全員で話し合う)
⑤ 遺産分割協議書を作成する
(遺産分割協議の結果をまとめた書類)
⑥ 所有権保存登記を申請する
(不動産の所有者を明確にする登記)
⑦ 売却手続きを開始する
(不動産会社を通じて買主を募集)

今回、相続人はW様のみでしたので遺産分割協議や遺産分割協議書は必要ありません。

2.「結果」

W様は弊社と連携する相続に精通した司法書士のサポートを受け、未登記だった土地の登記手続きを無事に完了させることができました。

その後、売却活動に移り半年後に買い手が見つかり、W様は複雑な手続きから売却までをワンストップで進められたことで、非常に満足されています。

3. 堺市にお住まいのB様が、「相続対策のため、自身の不動産の登記状況を調べた事例」

Souzoku お客様の相談内容

売却物件 概要

※表は左右にスクロールして確認することができます。

所在地 堺市西区 種別 一戸建て
建物面積 91.40m² 土地面積 137.82m²
築年数 45年 成約価格 950万円
間取り 4LDK その他
相談にいらしたお客様のプロフィール

お客様は堺市にお住まいの70代のB様です。
最近、ご自身の体調や年齢を意識するようになり、「元気なうちに子どもたちに迷惑をかけないようにしたい」と終活を意識し始めました。

その一環として今後の相続について考え、子どもたちが遺産を分割しやすくするため、長年暮らしてきたご自宅を売却して現金化することを決意しました。

ただ、売却にあたって気になったのが、「登記がされているかどうか」という点。
というのも、以前、相続を経験したご友人が「未登記の土地を相続したせいで手続きにかなり手間取った」と話していたのを思い出したからです。
B様のご自宅の土地も、先祖代々引き継がれてきたもの。
登記状況に不安を感じたため、売却相談とあわせて不動産会社に相談してみることにしました。

Souzoku 解決したいトラブル・課題

課題
自宅を売却して現金化したいが、土地が登記されているかどうかわからず不安。

Souzoku 不動産会社の探し方・選び方

B様は地元で実績があり、シニア世代からの相談にも丁寧に対応してくれる不動産会社に相談することに決めました。いくつかの不動産会社に訪れた結果、

  • 最も親身になって話を聞いてくれた
  • 終活や相続を意識した提案をしてくれた

上記2点で信頼できると感じた不動産会社に相談することにしました。

Souzoku B様の「トラブル・課題」の解決方法

B様の「トラブル・課題」の解決方法

不動産を売却・相続・活用する際に非常に重要なのが、「登記されているかどうかの確認」です。
特に、B様のように昔から所有されている土地や家屋は、相続などを繰り返すうちに登記が行われていないまま放置されているケースもあります。

1.不動産が登記されているか確認する方法

・固定資産税納税通知書を確認する
毎年4月頃に自治体から送られてくる「固定資産税納税通知書」に「家屋番号」欄に記載がない場合、未登記の可能性があります。
・法務局で登記簿謄本(登記事項証明書)を取得する
最も確実な方法は、物件所在地を管轄する法務局で登記簿謄本を確認することです。
土地や建物が正しく登記されていれば、所有者名や地番などが記載されています。
・不動産会社や司法書士に調査を依頼する
登記簿の取得が難しい場合は、専門家に依頼するのが安心です。
住所や地番さえ分かれば、所有者名義や登記の有無を確認できます。

2.「結果」

弊社は司法書士との連携があったため、B様の土地について登記調査のサポートが可能です。幸いにも土地は登記済みであることが確認され、無事に売却活動に移行することができました。

その後、B様のご自宅は約4ヶ月後に950万円で売却されました。
現金化することで、お子様たちへの遺産の分割も負担も軽減できる形となり、
「自分だけでは登記の確認も不安だったけれど、相談したおかげで終活の第一歩として、大きな安心を得ることができた」と、B様は満足された様子でした。

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